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もしバナゲーム体験会を開催いたしました!

更新日:2023年2月14日




平成30年12月18日(火)ふらっと・ほすぴす希望のひかりにて、もしバナゲーム体験会を開催いたしました!


もしバナゲームとは、 もしバナカードを使って価値観を探してみるゲームです。

35枚のカードに書いてあるキーワードをみながら これは私にとって必要なのか、優先順位をつけるならどの価値観が大切なのかを考え

カードを絞っていきます。


グループで行うゲームですが、今回のポイントは面識の無い人とグループを組むこと。

3グループに分かれてゲームを行いました。


手元に配られたカードのキーワードと、テーブルに置かれたカードのキーワードを見ながら

これはいる、これはいらない、と入れ替えていきます。


自分のカードをどんどん入れ替えて捨てる方

悩んでなかなか捨てられない方など様々です。


全員が「いらない」と思ったカードは端に避けられ、新たなカードがめくられます。

カードの残りが少なくなってくるに連れて、悩んで時間がかかる方も増えてきました。


時間をかけてでもいいので、

自分にとって大切な5枚になるまでカードを入れ替えていきます。


会場は、あたたかい色の照明で明るい雰囲気を出し、BGMもゆっくりと流れています。

カードの取捨選択を考えるのは難しく、ゲームの間は静かになりがちですが

雰囲気や音楽によって、緊張することなくリラックスして考えられるようにしました。


次に、カードを5枚まで絞れたら、さらにそこから2枚捨てて3枚にします。

悩んで選んだ5枚をさらに減らすのはなかなか難しい作業です。

順調に選んでいても、ここで悩みだす方もいらっしゃいました。


グループの全員が3枚を選んだら、

なぜ私はこれを残したのか

なぜこのカードを捨てたのか

という理由を考え、発表します。


残されたカードには自分の状況や今までの経験、価値観が表れたものが並んでいます。


カードが価値観をはっきりと文字で書き表してくれているため、

今まで何となく感じていた自分の大切なものや

価値観がはっきりする方もいらっしゃるでしょう。


そして、どうしてこれを選んだのかを言葉にして話すことで

さらに自分の価値観を、自分で考えた自分だけの言葉で表すことになります。


カードを選んだ理由だけでなく、選ばなかった、捨てることになったカードにも

どうしてこれを残さなかったのか、どこで悩んだのかを発表し

他の人の意見を聞く事でさらに「自分」がはっきりします。


そこまで発表することができたら、次は席替えをして2回目です!

最初に手元にくるカードも違いますし、メンバーが変われば

また選ぶカードが変わってくるところも面白い点です。


2回目は1回目ほど悩まないかと思いきや、

また違うカードの選択で悩んだり

他の人が捨てたカードが自分には大切に見えて手元に欲しくなったりと

1回目と同じように悩み、考えながら進んでいくことになります。


2回目の異なる点は、

最後の5枚のカードから、2枚を捨て、3枚を残したあと

さらに2枚を捨て、1枚だけを残してみました。


これには、

ええ・・・どうしよう・・・

うーん・・・

と悩んでいる声がたくさん聞こえてきました。


最後の最後に残る1枚はどんなものだったのでしょうか。

1回目と同じように、なぜこの1枚を選んだか

他の4枚はなぜ捨てたかを考え、発表します。


さきほどより言葉がつかえて上手く話せないながら発表する方もいらっしゃいました。

自分の価値観があらわれたカードを説明するというのは、難しく言葉にしにくいものです。

しかし、初対面の人同士だからこそ、気兼ねなく話せるという点もあったようです。


このもしバナゲームは、価値観を見つけるのを手助けするゲームですが

時期や年齢が変われば、また選ぶカードは変わってくるものです。

今回選んだカードが、いつまでも大切かどうかは分かりません。


時間を置いてしてみる

また違う人としてみることで違う価値観が飛び出してくるかもしれません。


今回のゲームを通して、「自分」を表す手助けになれば幸いです。



もしバナゲームは、NPO法人らいぶながさきのイベントとして

今後も開催しますので、参加してみたくなった方は次回をお楽しみに!


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