令和元年9月21日(土)9月の地域カフェときを開催いたしました!
今回のメニューは、栗の入ったお赤飯、かぼちゃの煮物、酢の物、お漬物です。
現在のときの場所で最後の開催でした!
今回は、栗やかぼちゃと秋の味覚を感じるメニューです。
彩もきれいで、豪華な昼食となりました!
話題提供は、看護師 赤水れみ子さんによる「認知症の方との接し方」です。
自分や家族の認知症が気になる世代の参加者が多い地域カフェときでは、大変関心の高い話題です。
認知症の種類、どんな症状が出るか、どのように接してあげるといいのか、家族がきつくなった時誰に相談するのか、などを教えていただきました。
家族が認知症になると、本人の元気な時を知っているからこそ、出来ないことや分からなくなっていくことをなかなか受け入れられず、家族は苦しんでしまうそうです。
まだ今は、認知症を治す薬はなく、進行を抑える薬しかありません。
それでも徐々に出来ないことや、わからないことが増えてしまうものです。
あれができない、これができなくなったと思うより、リハビリなどで何が出来るようになったと、出来るようになった努力を数えるようにすることが、認知症を支える家族の気持ちとしては大切だそうです。
しかし、毎日、認知症の方の生活を支えるのは気持ち的にも体力的にも大変なことです。
訪問看護や訪問リハビリ、デイサービスなどをうまく使う
介護を息抜きできるような話す場に参加する など認知症になった方も、家族の方もお互いに苦しくならないように制度を使ってください、とのことでした。
最後に時津町で長年、小児在宅医療に携わり、NPO法人らいぶながさき時津支部を先導してくださっている下村千枝子先生が9月をもって「しもむらクリニック」を閉院されるご挨拶をいたしました。
今後は、地域カフェで医療相談・介護相談へご尽力いただきます。
それに伴い、地域カフェは10月より、しもむらクリニック2階へと移転いたします。
ご自身や家族の病気や介護の不安や疑問があっても、誰に相談したらいいのか分からない。
居場所がないと感じる。
そういった声を受けて時津町に誰でも来られる場所を作ろうと地域カフェときが始まりました。
これから場所を移して、さらに皆様の拠り場となれるよう邁進してまいります。
NPO法人らいぶながさき時津支部 地域カフェときを今後ともよろしくお願いいたします。
地域カフェときでは、医療・介護・福祉について医療関係者に相談できる場です。
相談はなくても聞いてみたい、人と話してみたい、という方もぜひお越しください!
次回は10月19日(土)です!お楽しみに!