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執筆者の写真NPO法人らいぶながさき

Kibou-Kitchen てまひまおかず「ちょっと変わった煮物」

更新日:2023年2月13日



平成29年9月21日(木)ふらっと・ほすぴす希望のひかりにてKibou-Kitchenを開催いたしました!

今回のテーマは、てまひまおかず~からだにやさしい食べ方~ 第3食「ちょっと変わった煮物」です。

早くて簡単なおかずにはまねできない

昔から愛されたちょっと手間のかかるお料理たち。

野菜たっぷりで柔らかく、栄養豊富なからだにやさしいおかず

1品目は、なすの利休煮です。


なぜ、利休とつくのでしょうか?

ご想像通り、茶人 千利休に由来します。

千利休さん、実はとってもごま好きだったそうです。

自分の食べるご飯には、よくごまを入れてほしいと言っていたそうで、

利休さんのごはん=ごまが入っている となっていったそうです。

なすの利休煮は、「ごまが入ったなすの煮物」という意味になります。

材料には、もちろんたっぷりのごまを準備しました。

では、まずはなすを素揚げするところから。

なすは油と相性がいいので、さっと揚げることでとても美味しくなります。

揚げすぎには注意!はしでつまんだ時に、端が柔らかくなっていたらもうあげて大丈夫です。

なすの皮に隠し包丁を入れるのを忘れずに。

あげることで皮の色がはっきりと鮮やかになりました。

次に、煮ていきます。

味は、お出汁に酒と薄口しょうゆ。

甘くなくすっきりした煮物に仕上げます。

なすと、ごまを入れて、さっと煮ます。

なすの利休煮の完成です。

素揚げしたあと煮ると大変そうですが、実はとってもすぐにできるお料理です。

ごまは、はるか昔は薬として食べられていたほど、良質な脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルを含む食材です。

ぜひ、いっぱい食べてください。

 

2品目は、かぼちゃのいとこ煮。

かぼちゃとあずきの煮物です。

いとこの由来は、諸説あるそうですが・・・?

1つ目は、かぼちゃとあずきを追々煮ていく料理だから。

追いと追い=甥と甥

甥っ子と甥っ子はいとこの関係ですね。

だからいとこ煮。ちょっとだじゃれな由来です。

2つ目は、かぼちゃとあずき、全然違う食材ですが何となく食感が似ているような・・・

どことなく似ているから、いとこの関係という意味でいとこ煮。

どちらも面白い由来ですね。

みなさん、あずきを甘いあんこやぜんざいではなく、煮物に使うということでびっくりされていました。

実は、あずきは煮物にしてもとっても美味しいのです!

あずきは、最初に茹でておきます。

小さめの粒で40分程、タイマーをかけて他の作業をしている間に茹であがります。

そして、かぼちゃを煮ていきましょう。

みりんと砂糖がしっかりとしみたらお醤油で味付けをします。

甘めの味付けをしていきます。

かぼちゃとあずきが潰れてしまわないように注意します。

かぼちゃのいとこ煮の完成です。

かぼちゃのしっかりした甘さに、あずきの香りが引き立ちます。

かぼちゃにはβ-カロテン、VC、VEが豊富に含まれており、免疫力を高めてくれる食材です。

これからの風邪の季節にぜひ。

あずきも、お菓子で食べるだけではもったいないくらい、身体にやさしい食材です。

食物繊維には、水にとけるものと、水にとけにくいものがあります。

理想のバランスは、

水にとけにくいもの:水にとけるもの=2:1 

あずきは、どちらの食物繊維も含み、しかも理想的なバランスに近いのだそうです。

これは、お料理でも食べていきたいですね。

今回は、ちょっと変わった煮物というテーマで、

名前の由来も面白く、からだにもやさしい料理を勉強しました。

 

次回のKibou-Kitchenは、ホーム・ホスピス祭りで開催いたします!

ご好評いただいたスムージーの中から、

いちごを使ったフローズンスムージー

最近話題の、グルテンフリー

米粉を使ったたこ焼きの作り方をデモンストレーションします。

物販コーナーとのコラボですので、米粉やいちごを買ってかえることもできます。

お楽しみに!

Kibou-Kitchenでは、リピート講座も開催を受け付けております!

用事があって参加はできなかったが、学んでみたい。

一度受けたが、もう一度聞きなおしたい。

など、リピートしてほしい講座がありましたら、ぜひご連絡ください!

お問い合わせ先:ふらっと・ほすぴす希望のひかり 担当 中尾

        kibounohikari@hhp-nakao.jp


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