令和元年9月19日(木)ふらっと・ほすぴす希望のひかりにて、Kibou-Kitchenを開催いたしました!
今年度のKibou-Kitchenのテーマは「食を楽しむ」
生きるために欠かせない食。
食を通して、他人との関係を作ることもあります。
また、病気になったときに自分の口から食事を摂れることは心の大きな支えになります。
そんな大事な食事を、できれば安全で美味しく「楽しく」摂りたいものです。
今年度は栄養について勉強もしつつ、食を楽しめるメニューを勉強します。
今月は、しゅうまいの皮を使わない、もち米しゅうまいを作りました。
今回の主役のもち米と、蒸すためのセイロです。
水を入れたフライパンにセイロを被せて、お湯を沸かしています。
セイロごと食卓に出てきたら嬉しいご馳走ですよね。
竹の香りがしゅうまいを一味も二味も美味しくしてくれます。
家で作るときは、ご飯の作り初めにもち米をお湯に浸しておきましょう!
しゅうまいのたねを作ります。
中身は豚挽き肉と玉ねぎのみでシンプルに作ります。
粘りが出るまでよく混ぜた後、ころころとボールの形に成形していきます。
しゅうまいの皮に詰めるわけではないので、簡単にしゅうまいに挑戦できます。
子供と一緒に楽しく作ることもできそう!と参加者の方からご感想いただきました。
しゅうまいのたねが出来たら、周りにもち米をまぶしていきます。
みなさんどんな出来上がりになるのか、興味津々です。
セイロに並べ終わったら、あとは15分ほど蒸して完成。
見た目の豪華さの割りにとっても簡単です。
そして蒸している間に栄養の勉強をしました。
内容は、最近よく聞くグルテンフリー
今回のしゅうまいはもち米で作っているため、グルテンフリー、小麦粉を使わない料理になっています。
グルテンフリーとわざわざ書いてある商品を目にすることもあると思います。
なぜグルテンがない商品が出ているのか、グルテンについて勉強しました。
グルテンは小麦に含まれる成分です。
パンやパスタ、ラーメン、うどん、ケーキ・・・小麦を使った食べ物は多くあり、小麦粉を食べない日は無いとまで言われています。
しかし、小麦アレルギーや病気のほかにも、グルテン不耐性と言ってグルテンを上手に消化できない方が多くいます。
日本でも、実は気づいていないだけで多くの人がグルテンの消化が苦手なのだそうです。
花粉症がひどくなったり
おなかを壊したり
何となく不調だったり
小麦粉を抜いて生活してみると、調子がいい!と気づく人もいます。
そういう方のためにグルテンフリーと書いてある商品が増えてきました。
今回のレシピはグルテン不耐性の方も一緒に楽しめる料理です。
小麦粉を控えめにしたいな、と考えている方にもおすすめです。
勉強している間に、しゅうまいが蒸しあがりました。
セイロを開けると、ふわっと湯気が立ち上って、セイロとしゅうまいのいい香りが広がります!
しゅうまいは火が通ると、もち米が立ってぱっと華やかな見た目になります。
酢醤油やからし、柚子胡椒などお好みでつけて試食しました。
忙しい現代、なかなか食事の時間が取れなかったり、1人で食べたり、作る時間が持てない方もたくさんいらっしゃいます。
それでもお休みの日や、誰かの誕生日など、今日は作ってみたいなと思った時、簡単に出来て食事が楽しくなるものを今年度はご紹介していきます。
最後は参加者のみなさんと、感想などおしゃべりしながら楽しくいただきました。
Kibou-Kitchenでは、ご要望の多い講座をリピート開催しております。
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