令和元年7月25日(木)ふらっと・ほすぴす希望のひかりにて
おかねの教室を開催いたしました!
今回のテーマは「自動車保険は誰のため?」です。
7月のお金の教室のテーマは、自動車保険。 最近、高齢者の事故や幼い命が犠牲になる事故が続きました。 「車は人を殺すことができる」という遺族の一言は、運転する私たちの心に強く響きました。 多くの方が加入する自動車保険は誰のためのものでしょうか。 今回は、自動車保険の補償範囲や内容を学んでみます。
まず、参加者のみなさんに自動車保険は何の補償について気を付けて選びましたか?という質問をしてみました。
・自分がケガした時にも出るように
・弁護士に相談できる特約はつけました
・代理店さんの勧めるまま入ったので、内容はよく分からない
など基準で選んだり、勧められるがまま入ったりと様々な方がいるようです。
自動車保険は全員が入る自賠責保険と任意で入る自動車保険があります。
全員が入る自賠責では事故を起こしてしまった時、最低限どのような保障があるかを学んだうえで、みなさんが任意で加入している自動車保険の内容をみてみます。
自動車保険は、もし自分が事故を起こしてしまったときに、相手に対する保障と自分に対する保障があります。
相手(対人)や持ち物(対物)への保障は今は無制限となっている保険が多いようです。
昔加入した自動車保険で、時々無制限になっていないままの方もいるのでそこは必ず確認してみてください。
事故で相手を死傷させてしまった場合、年齢や職業、被害の大きさでどれくらいの賠償責任額が発生するかを例でみてみました。
特に、年齢が若い方に対する賠償は億を超える高額になってくるようです。
もし自分が被害者・被害者家族だった場合、しっかりと損害額を払ってほしいところですが、自分が加害者になった場合、自動車保険は絶対に入っておきたいものだという事が分かりました。
続いて、自分や自分の車に対する保障について学びます。
事故を起こしてしまった時に、自分のケガや車の修理に対して保険をかけることができます。
ここにどれくらいの保障をかけるかで、支払う自動車保険の額も変わってくるそうです。
自分のケガに対する保障は様々な金額から選べますが、いったいどれくらいをかけるといいのでしょうか?
年齢や職業、家族構成でおおよそどれくらいかけるべきという平均は分かるそうです。
特に注意しなければならないのは、就学年齢のお子さんがいる家庭の場合です。
部活やお出かけの際に他人の子供を乗せる可能性がある場合、もし乗せた状態で事故をおこした場合の保障として金額設定が大切になってきます。
みなさんが加入している生命保険とのバランスも大事になってくるので、担当のファイナンシャルプランナーに相談してみるのも一つの手だそうです。
最後に自分の車に対してかける保障について学びました。
たとえ事故で車が廃車になっても車のローンは消えないため、乗っている車がローンで購入か一括で購入かどうか、壊れても直す予定のない中古車など、自分の状況に合わせて設定できます。
ここの金額で、自動車保険の支払額も変わってくるので、節約したい方はここを見直すことをお勧めします。
参加者のみなさんは、自分が遭遇した事故の場合どうしたらよかったのか、事故にあった時はまずどうしたらいいのか、ご自身の保険をみながら勉強されていました。
このように、知っておくと、ちょっといい話講座「おかねの教室」は
みなさんのより良い生活の手助けになる情報を勉強していきます。
みなさんで参加しながら学んでいく講座です。
分からなかったところが聞きやすく、質問しやすいので、ぜひお気軽にご参加ください!
次回は、8月29日(木)開催です。
どうぞお楽しみに!