令和元年6月20日(木)ふらっと・ほすぴす希望のひかりにて
おかねの教室を開催いたしました!
今回のテーマは「障害を負った時のお金について」です。
医療が発達した現代では、昔と比べると不慮の事故や心筋梗塞、脳梗塞をおこしても助かる方も増えてきました。
それはつまり、ケガや病気から帰還する際に障害を持って今後の生活をする方も増えているということです。
自分の周りや自分に障害を持つ人がいる、いないは関係なしに「障害を負った時」についての知識をもっておくことは、もしものときに損にはならない知識と言えます。
障害を負ってしまったと考えた時、何が困るでしょうか?
働いている方は、働けないことでしょうか
収入がないのに、医療費の支出が増えることでしょうか
手助けをしてくれるサービスを探すことでしょうか
それを考えると、
支出が抑えられる制度
収入を助けてくれる制度
身体的に補助してもらえる制度 という3種類の制度が必要だということが分かります。
それを踏まえて、障害を負った人はどんな身体的、社会的補助があるのかを学びました。
65歳までに障害の状態になるか、それ以降で障害の状態になるかで使う制度が変わってくるそうです。
障害福祉サービスと介護保険と言われるものです。
デイサービスや訪問入浴を利用したり、中身は同じようなサービスもあるそうです。
では、何が違うのか、使う時にはいくら払うのかなど大まかな決まりをみていきました。
また、どのような障害で障害福祉サービスや介護保険が使えるようになるのか
障害手帳の等級表などを見ました。
「こんなサービスがあったんだ!」
「障害手帳ってこんなに等級があるんだ!」など知らないことばかりです。
参加者からたくさんの質問が出ました。
続いて、働けない状態になったときに、収入を助けてくれる傷病手当、障害年金について学びます。
いつまでもらえるのか、どれくらいもらえるのか
家族構成や障害等級を例えながら計算してみました。
18歳未満の子供がいる場合、配偶者の収入によって増額する場合などがありますが、計算してみると「意外と少ない・・・生活できるのかな・・・」という感想が大半でした。
そうすると、支出を抑えてくれる制度はしっかりと使いたいところです。
障害を負って困った時、どこに相談に行くのか、どんな制度があるのかを知ることが出来ました。
このように、知っておくと、ちょっといい話講座「おかねの教室」は
みなさんのより良い生活の手助けになる情報を勉強していきます。
みなさんで参加しながら学んでいく講座です。
分からなかったところが聞きやすく、質問しやすいので、ぜひお気軽にご参加ください!
次回は、7月25日(木)開催です。
どうぞお楽しみに!