平成29年7月11日(火)特別養護老人ホームかがやきにて「中尾勘一郎のいのち塾 in かがやき」を開催いたしました!
今回のテーマは、自分の希望する生活・医療を考えよう!でした。
30名ほどの方にお集まりいただき、講座がスタートしました。
前回、アドバンスケアプランニングについて勉強しましたが、今回は、その中身を作っていくための1歩です。
健康な時、病気になった時、寝たきりになった時、
それぞれの自分の状況で自分の考えも変わっていきます。
現在の状況では、どのようにしたいと思うのか。
段階段階で、見直し考えていく必要があることを学びます。
そして、自分自身がどう思い、感じ、どのようにして欲しいのか
それを考えるために、自分自身の価値観について考えていきました。
10代、20代、30代・・・今の自分の年代までを年代で分け、その時にあった、良かったイベント、悪かったイベント、家族のイベント、何を大切に思っていたか。
今までの自分の人生とその時その時の価値観を書き出していきました。
実際に書いてみると、自身の価値観が変わっていくもの、変わらずずっと大切なものが出てきます。
今回は、1人で参加されている方がほとんどでしたので、家で、自分の家族やパートナーと 発表しあう機会を持つことを提案しました。
急に脳梗塞になって、自身の意見を言えなくなった時
高齢になり認知症などで、自身の意見が分からなくなった時
そんなとき、自身の医療を決めるのは、家族やパートナー、友人などの代理決定者になります。
その時のために、ご自身のもつ価値観をしっかりと伝えてある必要があります。
長年連れ添った夫婦でも、いざ価値観を発表してみると、そんなことを考えていたのか、と知らなかったということが出てきます。
ぜひ、自身の代理決定者に任せたい方と、価値観を伝え合ってみてください。
今までの人生で得てきた価値観、そして今持っている価値観
これをベースに次回から具体的に、アドバンスケアプランニングをしていきます。
次回は9月を予定しています。
テーマは、終末期医療を考えよう1 食事できなくなったら です。
お楽しみに!
お問い合わせ先:ふらっと・ほすぴす希望のひかり 担当 中尾
TEL:095-801-6670