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執筆者の写真NPO法人らいぶながさき

中尾勘一郎の緩和塾 第5夜を開催いたしました!

更新日:2023年2月13日



平成29年12月1日(金)ふらっと・ほすぴす希望のひかりにて「中尾勘一郎の緩和塾」を開催いたしました!

今回のテーマは、呼吸苦・腹水・浮腫はキビシイ・難しい です。

療養の中で、呼吸苦・腹水・浮腫は、いかに辛くなくするのかが課題です。

呼吸苦のテーマに合わせまして、呼吸器専門の作業療法士、理学療法士の方に多くお集まりいただきました。

医師、呼吸器の医師、看護師、薬剤師といった職種の方が参加されました。

薬や点滴の調整だけでなく、

どうやったら楽な呼吸が出来るか、ご本人だけでなくご家族にも指導することで、変わってきたケースなど、それぞれの実感からお話しいただきました。

また、よく使われる薬にはどういった狙いがある薬なのか、

薬学的観点からの補足も多く入りました。

呼吸苦をいかに軽減するかには、様々なアプローチが必要であるという事が再確認されました。

腹水のテーマでは、薬物療法や在宅での腹水穿刺について討論しました。

腹水がある状態でも、上手く穿刺や薬を使うことで、

日常生活を普通に過ごされている例などを使って、どのような対処があるのか考えました。

最後の浮腫のテーマでは、リハビリや普段からのケアの重要性について考えました。

浮腫と言っても、水分が多いタイプの浮腫やそうでないタイプの浮腫などによって、

ケアを変えていくべきであり、そういった場合にはどのようなケアやマッサージがいいのか、という具体的な話でした。

 

中尾勘一郎の緩和塾は、より良い医療を提供するために、

在宅臨床ケアについて勉強しています。

次回の開催は年明けの予定です。

テーマは、緩和的コミュニケーションを考える。

日程は続報をお待ちください。お楽しみに!


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